2026/08/25 19:19

ローズクォーツの表面や内部に浮かぶキラキラとした金色〜銀色の細かな煌めき。
「このラメの正体は何?」
そう気になっている方もいらっしゃると思います。
実はこの煌めきは、鉱物の微細なインクルージョン(内包物)が光を反射して生まれる、アベンチュレッセンス(砂金効果)によるものと考えられています。
マダガスカル産ローズクォーツでは
・ビスマス鉱(bismuthinite)
・微細な針状内包物
・エピドート
・ダイオプサイド
・グロシュラー(ガーネット)
など、さまざまな内包物が確認されています。
特に2005年、GIAが報告したマダガスカル産ローズクォーツでは、金属光沢を持つビスマス鉱の内包物が多数確認され、肉眼でも金属的な煌めきが見られる例が報告されています。
ただし
「マダガスカル産ローズクォーツのラメ=ビスマス鉱」ではありません。
内包物は産地や個体によって異なるため、実物を分析せずに特定することはできません。
そして、「ラメ」と「スター」も少し違います。
キラキラ✨
→ 内包物による光の反射・アベンチュレッセンス
光を当てると星が浮かぶ⭐
→ アステリズム(スター効果)
マダガスカル産ローズクォーツには、微細な針状内包物が3方向に配向することで、スター効果を示すものも確認されています。
微細な内包物によるシルバーカラーの煌めき。
光を受ける角度によって現れる、繊細なラメ感。
一見すると小さな煌めきですが、その正体を知ると、そこには地球が長い時間をかけて生み出した鉱物の神秘が感じられます。
ローズクォーツの美しさは、色だけではありません。
こうした内包物が生み出す、一粒一粒の個性もまた、天然石の大きな魅力なのです。🌹✨
